診療案内|高度医療・日帰り手術 | いばらき眼科クリニック

栃木県宇都宮市の「いばらき眼科クリニック」。白内障を中心に一般眼科、高度医療、日帰り手術、多焦点眼内レンズ、眼鏡コンタクトレンズ店も併設。

いばらき眼科クリニック

診療案内

高度医療・日帰り手術

高度医療・日帰り手術

多焦点眼内レンズについて

当院では、白内障手術の際に目の中に入れる眼内レンズについて、保険診療でまかなえる単一焦点眼内レンズ以外に、保険診療ができない多焦点眼内レンズを取り扱っています。このレンズは白内障となった目の中の水晶体に置きかわり、外界の像の焦点を合わせる働きだけではなく、遠くも近くも見ることができ、メガネをかける機会を減らそうとするものです。保険診療はできませんが、差額ベットと同様の選定療養の取り扱いで使用できる2焦点、3焦点、連続焦多焦点レンズや自由診療での5焦点レンズも取り扱っております。

手術について

当院では、主に月曜日に日帰りで行っております。
下記の項目につきましては、患者様にご協力をお願いいたします。

手術前に
お願いすること
3日前より、細菌感染予防の目的でクラビット点眼薬を一日4回、手術する側の目に点眼してください。
手術当日
お願いすること
朝10時より、30分ごとに、散瞳をするためミドリンP、クラビット、ネバナックを手術する側の目に点眼してください。
お昼は、満腹にならない程度でごく軽くおとりください。
手術当日
お持ちいただくもの
手術同意書、点眼薬。服装は胸が開き、締め付けのない楽な服装でお願いします。
消毒液が首回りに垂れこむ可能性がありますので、高価な服は避けた方がよいかと思われます。
手術後
お願いすること
翌日は、予約時間までにご来院下さいますようお願いいたします。

白内障手術Cataract surgery

手術時間

手術そのものの時間は、10~15分程度です。

手術前の注意事項

1消毒
手術までにさまざまな準備をする必要があります。まず、散瞳する必要があります。
これは外来診察のときより、しっかり長時間にわたって散瞳させておく必要がありますので、手術の3時間前、当院では午後の手術ですので朝の9時より、30分おきに3種類(ミドリンP、クラビット、ネバナック)をそれぞれ3分間あけて、手術する側の目に点眼してください。
2点眼
来院されたのちは、この散瞳薬のほかに麻酔と消毒液の点眼も追加します。
手術室に入ると目のまわりの皮膚の消毒と消毒液での目洗いをします。
この目洗いがしみて痛みを感じることがありますが、手術後の細菌による感染症を予防するために必要なことですのでご了承ください。
感染予防のために、手術の3日前から抗生薬(クラビット)を日に4回、手術する目に点眼して下さい。
3化粧
また、お化粧は目の周りの消毒の妨げとなりますので、お化粧せずに来院してください。
4服装
手術のときには、特に術衣の用意はしておりませんので、胸を開けることができる、また、手術で使用する液体や消毒液で汚れてもよい服装で来院してください。服装の汚れが気になる方には、予防用の使い捨て上衣をご用意しております。

手術後の注意事項

1保護
手術の傷口は数ミリ単位のものですので、縫合する必要もありません。しかし、傷口が完全に閉じるには約1カ月要します。
その間は目の中身が外に出る以上に外のものが中に入らないように、十分注意する必要があります。
具体的には、細菌が目の中に入る可能性が手術後約1カ月はあるということを、忘れないようにして下さい。
目を保護するには色々な方法があります。手術当日は反対の目が見えていない場合を除き、眼帯をして帰宅していただきます。
翌日に眼帯をはずし診察します。通常この後に眼帯はしません。
しかし、この傷の弱い時期である手術後1カ月は、強い外力から目を保護する目的で保護メガネを寝るとき以外はかけていただきます。
2洗髪、洗顔、仕事
洗髪や洗顔では、汚れた水が目の中に入ってくることがあります。また、屋外労働では汗が入ることや汚れた手を目にやることが想定されます。
手術後早期の1週間は傷口は全く閉じていませんので、このような状況では細菌が目の中に入り感染症を引き起こし、失明という事態になりかねません。
従って、手術後1週間は洗髪、洗顔、屋外労働は避けて下さい。
しかし、顔を洗わないのは、これまた不潔ですので、その間は濡れタオル等で清潔に保って下さい。
3点眼
手術後1カ月は抗生薬(クラビット)、消炎薬(リンデロン、ネバナック)、を日に4回、散瞳薬(ミドリンP)を1日1回点眼します。
2週間経ちますと、ミドリンPは必要なくなります、3か月経つと、抗生剤、おもな消炎薬も止めますが、種類の異なる消炎薬(ブロナック)を日に2回点眼は継続します。1年もたてば、他に病気がない限り、点眼の必要はなくなります。
点眼する必要がなくなっても、年に2-4回程度の経過観察を受けるようお願いします。

身の回りで準備するもの

処方されている点眼薬一式、お薬手帳(他科を含めた内服薬の実物でも可)をご用意ください。
眼帯をいたしますので、当日の車の運転はご自身がされるのは非常に危険となりますので、おやめください。
手術翌日には、保護メガネが必要になります(レンズ販売所にて購入可能)。
繰り返しですが、お化粧はしないで、点眼を忘れないようにしてください。

朝食は通常通り食べて下さい

手術後の診療予定

内服薬服用期間中はアルコール類はおやめになり、早めにお休みください。
翌日の診察までは、眼帯をはずす必要はありませんし、点眼の必要もありません。
翌日の診療は、予約のお時間に必ず受診していただきますよう、お願いいたします。
その次は術後3~4日目の診察ですが、これは午前、午後どちらでもよいのでご都合で予約を取らせていただきます。
その後は、翌週火曜日、その後1カ月まで週1回、1カ月を過ぎると月2回、3か月を過ぎると月1回位のスケジュールとなります。
また、手術まで使用していたメガネは通常度数が合わなくて使用できませんので、手術後1カ月を過ぎるころにはメガネを合わせます。
このメガネは度数の問題等の作成上のトラブルを避けるためにレンズ販売所での作成をお願いします。

眼内レンズの選択について

白内障手術の際に、生来の混濁した生来のレンズを除去しますので、手術中に代わりのレンズを目の中に入れる必要があります。 濁ったレンズを取るだけではピントが全く合わないので、せっかく手術をしても見えるという状態にはなりません。 眼内レンズを入れることによってピントが合うようになり、見えるようになります。 しかし、眼内レンズは焦点の合う場所が一定の距離ですので、通常遠くの距離とすると、手元が見にくいですし、手元に焦点が合うようにすると今度は遠くが見にくくなります。

眼内レンズの選択について

いずれもメガネをかけることできちんと見えるようになります。生来のレンズは若い時にはこのピントを合わせる機能があります。 話が脱線しますが、中年以降に手元が見にくくなる老眼はこのレンズのピントを合わせる力が徐々に衰え、最終的にはピントをあわせ られなくなるために起こります。 さて、近年この眼内レンズに遠くも近くもピントを合わせられる多焦点眼内レンズが登場しました。 メリットは遠く、近くもメガネをかける機会を減らすことが可能となることです。 デメリットは健康保険がきかないことがまずあげられます。 その他、遠く、近くの両方に焦点を合わせる構造のために、コントラストと言って白黒の鮮明さが落ちたり、強い光源を見た場合にその 光源の周りに光の輪が見えたりすることがデメリットとしてあげられます。 その方の年齢、目の状態、職業等を考慮して多焦点眼内レンズを使用するメリットとデメリットを検討します。 健康保険がききませんので、その点を考慮の上、ご希望の場合はご相談ください。

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